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真空ポンプの種類[仕組み(動作原理、構造)と特長]

真空ポンプの種類

真空ポンプの種類[仕組み(動作原理、構造)と特長]

真空ポンプの種類と各真空ポンプの仕組み(動作原理、構造)と特長

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 一般にポンプとは流体に圧力や速度などを付与しながらこれを輸送する装置をいいます。真空技術でいうポンプの場合は、これよりももっと広い意味が与えられています。この一般的なポンプの定義のとおり、真空装置内の気体をより高い圧力の外部へ輸送し、排出するものがあります。たとえば、油回転真空ポンプやメカニカルブースタポンプのような機械式真空ポンプ、あるいは油拡散ポンプやエゼクタポンプのような蒸気噴射式真空ポンプです。ほかに気体を外部に運び出すのではなく、ただ気体分子を捕えてしまうだけのものがありますが、これは気体に対して受動的であり、厳密にはポンプとはいえないかもしれません。これらにはゲッタ作用を利用した真空ポンプや低温における吸着、凝結作用を利用した真空ポンプなどがあります。つまり真空ポンプとは、気体を除去する機能をもつ装置であるということができます。作動原理によって真空ポンプを大別すると気体輸送式真空ポンプ、気体溜込式真空ポンプになります。これらの真空ポンプの種類をまとめると図のようになります。



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